アレルギー常識度チェック
アレルギーの原因は、ダニだ。
人によって反応するアレルゲンは様々ですが、中でもハウスダストやダニアレルゲン (ダニとそのフンや死骸)はもっとも一般的なアレルギーの一因です。
毎日掃除をしているのでダニは少ないはず。
きれいに掃除されている部屋でのアレルゲン調査では、一番ダニが多いのは寝具でした。
布団だけで、なんと20万匹以上のダニが潜んでいると推定されています。
昔は、ダニの活動期間は春・夏だけでしたが、現代の気密性の高いマンションなどでは一年中活動しています。
毎日布団を干しているから大丈夫。
日光に当てても、ダニは瞬時に日光のあたっている反対側に移動するだけです。
布団を干すだけでは、ほとんどダニの数は減りません。
布団の丸洗いをすればダニは防げる。
専門の業者が少なく、かなりの費用もかかります。
しかも繊維の間のダニまでは除去が難しいとされています。
ダニが減るのは一時的で、日が経てばまた繁殖して元通りになってしまいます。
抗菌・抗ダニの布団やカバーを使えば大丈夫。
ダニの繁殖は防げても死骸などは残るので、アレルギーの原因は改善されません。
また、薬品加工したものは時間の経過とともに効果が激減してしまいます。
最近では、使われる 薬の人体への影響も問題になっています。
花粉よりダニの方が小さい。
ダニよりもさらに小さいのが花粉です。
春先などに布団を干すと花粉は布団につきやすく、
干したままの布団を室内に取り込むことで花粉症の原因となります。